心と身体を繋ぐ脳と子宮

私たち人間の真の健康を考える時に大切な視点は、肉体が健やかであり心が康らかである心身両面の視点になります。肉体と心はバラバラで成り立ってはおらず、深い関係性を持って存在しています。

つまり、人間の構成要素である肉体とエネルギー体(気の体・感情の体・精神の体・魂の体など)というホリスティックな見方が重要な訳です。真の健康と幸福に関しては、ウェルビーイングという言葉を知ると分かりやすいと思います。

さて、私たち人間は心(情緒)が不安定になると自律神経やホルモンのバランスが崩れてしまい様々な体調不良が発生します。例え原因が心にあっても結果として肉体に問題が発生する訳です。

ですから、肉体面だけとか精神面だけとかのケアではなく、心身両面のケアをすることが必要になります。そうすることで、真の健康と幸せを成し遂げることが可能になります。

そして、肉体と心を繋いでくれるセンターが脳であり、子宮(膣)でもあります。膣は粘膜でできているとてもデリケートな器官です。その繊細さは正に心に直結している器官の現れだと言えます。

デリケートなだけに精神的ストレス・化学的ストレス・物理学的ストレス・生物学的ストレスなどのストレスの影響を最も受けやすいのです。

女性にとってとても大切な部位ですが、なぜか私たちは膣に対する正しい認識があまりなされていないばかりか、羞恥心や嫌悪感などを抱いたりタブー視する傾向にあったりもします。

しかし、女性が女性としての幸せを実現していく上で膣のケアは必要な条件だと言えるでしょう。

セルフチェックの重要性

貴女が幸せを実感するために、まずは貴女自身が自分の心身の状態が今どうなのかをセルフチェックする必要があります。

身体のむくみ・生理痛・イライラなど女性特有の悩みの原因は、必ずしもリンパ液の循環や血液の循環の問題だけではありません。これらは女性の生理サイクルから起こることもあります。つまり、脳と密接な関係を持っていると言えます。

脳も子宮(膣)も心と身体を結ぶ橋梁の役目をしているものなので、そこに現れるサインは貴女の身体が発するSOSである可能性があります。

事実、内臓機能低下から来る身体の不具合のしわ寄せは婦人科系に現れます。逆に言えば婦人科系に現れている不具合は身体の問題が既にあると見ることも可能なのです。

普段から自分自身で自分の膣をセルフチェックしてみてください。潤いがある状態が維持できていますか?弾力はありますか?それとも…

膣の衰えは必ずしも加齢ばかりではありませんので、若い女性もチェックする必要があります。食生活の乱れや睡眠・運動・仕事などの生活習慣のリズムの乱れなどにも大きく関係します。

膣の内部が潤いがない状態は心が枯渇しているようなもの。膣の内部に弾力がなく固まっているのは肉体が運動不足で固まっているようなもの。

女性が女性の幸せを深く長く継続的に実感するためにも、今こそ膣のケアが必要です。

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