満ち足りた性生活と幸せ
お互いを尊重し合い愛を確かめ合えるほどの性交は悦びが得られるだけでなく、女性ホルモンやフェロモンの分泌を活性化し肌に潤いを与え、心もスッキリし活き活きした明るい表情になり、内外両面の女性らしさをもたらしてくれます。
しかし、様々なストレスからくるホルモンバランスや自律神経の乱れ、パートナーとの相性の問題などの理由で性交を楽しめない女性もいるでしょう。
膣と心身は繋がっているため、心が閉ざしている状況や肉体疲労がある状態では充分な粘液が分泌されなかったり、膣の乾燥から弾力がなくなり性交中に痛みを感じたりします。
こうしたことが繰り返されると性交に対して嫌悪感を抱いてしまったり、性交を敬遠するようになったり、本来女性が得ることができる幸福感を失ってしまう可能性があります。
パートナーにそれらのことを伝えて一緒に改善していこうとできれば良いのですが、パートナーへの配慮を優先するあまり苦痛を伝えることができないと女性の幸せ抜きの単なる行為でしかなくなってしまいます。
膣の乾燥や弾力の低下、緩みなどは膣の老化となっていきます。女性ホルモンが分泌されず、身体全体のホルモンバランスの乱れに繋がるという悪循環に陥ってしまいます。
こうした膣の状態では、女性の悦びが得られないばかりでなく男性の悦びも低下してしまいます。まさに無味乾燥な性交と言えます。
乾燥していない膣、潤った膣、健康的な膣の状態が維持できてこそ、性交を心から楽しめ、女性ホルモンを分泌させ、女性らしさが湧き出て心も身体も悦びを得られる状態となっていきます。
粘膜によって潤いが増した膣は、みずみずしく柔らかく様々な刺激に敏感となり、身体の悦びもさることながら心からの満足へと繋がっていきます。
この状態が正に女性エネルギーと男性エネルギーが交流し、循環している至福の状態だと見ることができます。ホルモン的にはβエンドルフィンやオキシトシンなどが脳に伝達されて幸福感を感じることができます。
このように、幸せな性生活で満たされるいる女性は女性ホルモンの分泌が豊富であり、血色も良く、肌の状態も抜群、表情は常に笑顔、女性らしい仕草など自然に健康で美しい姿へと変わっていきます。
つまり、粘液に満たされた潤いのある膣で迎える性交は、健康面や精神衛生面にまで大きな影響を与えてしまいます。
そういった意味で、日頃からの膣ケアを徹底することで、自身の身体と心のコンディションをコントロールできるようにして欲しいと思います。